このシリーズに使っているレーヌと言うシルクモヘヤ(シルク40%モヘヤ60%)は佐藤繊維さん独自の技術と極上(手掛けられる糸の中で最高)の原料より作られた糸です。
モヘヤ100%とシルク100%の原糸からなる糸で芯のシルクをフリーゼ(壁糸/ざらっとした手触りが特徴)ではなくストレート形状にする事で、より強い光沢と滑らかな風合いに仕上げてあります。
通常流通している中では、世界で最も細いモヘヤ(南アフリカでも2.5%ほどしかとることの出来ない希少な繊維)を使用しています。
目面も綺麗で毛羽も非常に良く立ちます。チクチクする事もありませんし、洗えば洗うほど糸同士がくっついたり、毛玉になったりということがほぼありません。
発色性も良いモヘヤの光沢の奥に、シルクの光沢がとても上品でとろけるような風合いも唯一無二のシルクモヘヤです。
通常糸のレーヌのとろみを抑え、ふくらみをプラスしているのがオーブです。ふわふわする手触りは、たくさん暖かい空気を包み込みます。
ウールはモヘヤに加え、エクストラファインメリノ100%使用の梳毛糸を使っています。19.5マイクロンのしっとりとしたソフトな風合いと膨らみのあるハイグレードウールです。
レーヌ オーブとも紡績染めとすべて佐藤繊維さん本社工場(山形)で生産しておりますので「MADE IN JAPAN」と言える糸です。
佐藤繊維は、1932年(昭和7年)、山形県寒河江市にて紡績業を生業とし創業した紡績・ニットメーカーです。
糸づくりから製品の仕上げに至るすべての工程において「日本のものづくり」を大切にし、独自の目線と自由な発想で、オリジナリティ豊かな製品を世界に向けて発信しています。